エキゾチックアニマルとは?
最近エキゾチックアニマルをペットとして迎える方が増えていますが、どういった動物がエキゾチックアニマルと呼ばれているか分かる方は意外と少なかったりします。
エキゾチックアニマルと聞くと「外国の珍しいペット」と思われる方も多いと思いますが、実はエキゾチックアニマルに明確な定義は無く、日本では犬や猫以外の鳥類や小動物全般を総称した呼び名として使われています。
代表的な動物として、「ハムスター」や「ウサギ」、「ハリネズミ」に「インコ」や「イグアナ」などがいます。
比較的身近な動物から珍しい動物までさまざまな動物がエキゾチックアニマルと呼ばれています。
エキゾチックアニマルを飼う際の注意点
◇近くに動物病院があるかどうかの確認
賃貸にお住まいの方などで犬や猫を飼うことができないご家庭でも比較的飼いやすいエキゾチックアニマルですが、迎い入れる前にやっておかなければならないことがあります。
そのやっておかなければならないこととは、近くにエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院があるかどうかを確認しておくことです。
エキゾチックアニマルを診てくれる動物病院は年々増えてはいますが、犬や猫を診てくれる動物病院に対して圧倒的に少ないのが現状です。
病気にかかってしまった際には一度の通院で済むこともあれば、何度も通わないといけないこともあります。
いざペットが病気になってから探していては手遅れになる可能性もありますので、迎え入れる前に必ず近くにエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院があるかどうかを確認しておくようにしましょう。
◇医療費が高額になる場合もある
近くにエキゾチックアニマルを診てくれる病院があったとして、次に考えなければならないのが医療費です。
犬や猫と違い一括りにエキゾチックアニマルと言っても沢山の種類の動物がいます。
そのため、各々のエキゾチックアニマル専用の薬が存在しないことも度々あります。
そして、飼っている人の絶対数が少ないエキゾチックアニマルですから、薬も治療する側の技術も特殊になっていくため、医療費が高額になることもあります。
ペットが病気になった際の医療費がまかなえるかも含め、病気の予防につながる飼育環境などを事前に調べておく必要があります。
◇エキゾチックアニマル対象のペット保険
エキゾチックアニマルを対象としたペット保険もあります。
ペットショップで加入できる保険に関しては、「ペットを迎える際にのみ申し込みができる」という条件付きだったりします。
お迎えした後では加入することができないので、注意が必要です。
ペットを迎える際には
動物の種類によって飼育環境が異なります。お迎えするペットの飼育方法や診てくれる病院探しは必ず事前に確認しておきましょう。
エキゾチックアニマルの多くが自然界において被食動物なので、病気や怪我を隠す習性を持っています。気が付いた時には重症化しているケースも多いため、少しでも早く気付いてあげられるよう日頃の健康管理をしておくことも大切です。
お迎えする際には家族の一員として最期まで愛情をもってお世話をしましょう。
ペットはその愛情に必ず答えてくれますよ。